宇都宮徹壱ウェブマガジン

岡野俊一郎さんの訃報に接する 徹壱の日記2017 1月30日(月)~2月5日(日)

1月30日(月)晴れ@東京

 6時40分起床。今日は4月くらいのポカポカ陽気となるらしい。朝食後、映画『Football, Take Me Home 勇者たちの戦い』の英国人スタッフインタビューをまとめて、YFFF(ヨコハマ・フットボール映画祭)の福島成人さんにチェックを依頼。10時すぎに自宅を出る。

 11時、新宿にてタグマ!の村田要さんとミーティング。1月のコンテンツの分析と今後の企画について話し合う。今年の夏に、イベントをすることになりそう。「毎月、これだけコンスタントに会員が増えているウェブマガジンは、宇都宮さんのところだけですよ」という嬉しい評価をいただき、少し報われた気分になった。

 新宿で昼食を摂ってから、池袋に移動。ジュンク堂書店本店で展示されている、『サッカーおくのほそ道』のささやかな写真展をさらりと鑑賞。自分の著書を初めて書店で確認できた。書店の担当者の方にご挨拶しようと思ったら、「今はあいにく打ち合わせ中」とのこと。しばらく立ち読みをしながら待っていたのだが、終わりそうにないので失礼することに。とはいえこの書店、スポーツコーナーが非常に充実していることを知ったのは収穫だった。

 あまりにも天気と陽気がいいので、母校の卒展を見ようと、そのまま上野まで足を延ばす。途中、以前取材させていただいた方から電話。「本を出したい」という相談だったので、30分ほど自分なりのアドバイスをさせていただく。その後、東京都美術館と藝大の美術館にて、後輩たちの作品を鑑賞。さほどの驚きはなかったが、自分の好きな表現をとことん追求できる若さが羨ましく感じられた。

 17時に帰宅。サッカーダイジェストWeb版の『蹴球百景』の執筆を始める。アメリカで現在起こっていることを、自身の体験に重ねながらコラムにまとめた。カミさん、19時30分に帰宅。煮魚の夕食をいただく。22時の『クロ現+』で、中国サッカーのバブルを特集していたので視聴。ゲストの後藤健生さん、かなりコメントが抑えめだった。今度お会いしたら本音を聞きたい。

 23時、NHKのBSで『ようこそ! トランプワールドへ』というドキュメンタリー番組を視聴。フランス人女性レポーターが、大統領選挙に沸くアメリカを旅しながら、トランプ支持者にインタビューするという労作だ。取材を受けた人々は、今のアメリカの状況を見て何を感じているだろうか。午前1時に原稿を入稿。そのまま就寝。

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