敵地にて勝ち点3を希求する日々 WMフォトギャラリー(アル・アイン篇)<2/2>
3月21日(火)
アル・アイン滞在2日目。現地は未明から豪雨だった。砂漠のイメージばかりが強いUAEだが、それでもこの時期はわりと雨が降る。練習が始まる夕方までは、ショッピングセンターで買い物をする以外、ずっとホテルの部屋で執筆していた。
この日の練習開始は18時。その1時間前にタクシーに来てもらったのだが、到着してみると日本の記者は誰もいない。やがてUAE代表のジャージを着た男が現れ、「お前らの来るところはここではない!」みたいなことを言われた。どうやら間違えてUAEの練習場に来てしまったようだ。
アル・アインには明後日の試合会場の他に、古いスタジアムとスタンド付きの練習場がある。いずれも地元クラブ、アル・アインFCの持ち物だ。こちらが日本代表の練習会場に指定された、古いほうのスタジアム。でかでかとオーナーの写真が掲げてあるのが、いかにも中東らしい。
アル・アインFCは、1968年設立のUAEを代表する名門クラブ。ウィキペディアによれば、トレーニングキャンプを行ったベルギーのアンデルレヒトにあやかり、それまでの赤白から紫にクラブカラーを変更したこと。元Jリーガーでは、ドウグラス(元広島)やカイオ(元鹿島)がここでプレーしている。
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