宇都宮徹壱ウェブマガジン

国歌斉唱で感じたウルグアイの経験値 旅するカメラ(2017年5月24日@大田〜水原)

 大会5日目。そろそろ疲れが溜まってくる頃だ。8時すぎに目覚めると、大田はまだ昨夜の雨が少し残っていた。ホテルの朝食を摂ってから、昨夜の積み残しの仕事をして、今日の15時締め切りの原稿をチェックアウトぎりぎりまで執筆する。

 11時にチェックアウト。地下鉄で大田駅まで向かい、そこから鉄道で一気に北上して水原に戻る。水原から天安、大田と周ってきたが、個人的には水原に一番の居心地の良さを感じる。それなりに便利なわりには、ソウルのようにゴミゴミしていない。定宿の近くは食べ物屋も多いし、スタジアムのアクセスも悪くない。水原に戻ってきて、ほっとしている自分に気づく。

 14時、先日利用したホテルにチェックイン。移動中、ずっと執筆していた原稿をブラッシュアップして、締め切りの時間前に何とか入稿する。15時に遅めの昼食を摂ってからスタジアムへ。今日の日本の試合は2試合目だが、フォトグラファーの場所取りは1試合目のキックオフ1時間前、16時からであった。この日は両ゴール裏、いずれもメインスタンドの側に撮影ポジションを確保。ぜひとも日本のゴールシーンをしっかり押さえたいものだ。

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