大事な代表戦だからこそ、純粋に応援しませんか?「8.31」オーストラリア戦に向けて考えたいこと
24日、JFAハウスにて、オーストラリア戦とサウジアラビア戦に向けた、日本代表のメンバー発表会見が行われた。いつもより早めの50分前に会場に到着すると、すでにメディア各社が長蛇の列を作っている。ワールドカップ出場が決まるかもしれない、8月31日の埼玉スタジアムでのオーストラリア戦。注目度が高いのも当然であろう。今回のメンバー発表の模様についてはこちらをお読みいただきたい。
さて本稿は、ヴァイッド・ハリルホジッチが選んだ27名について言及するものではない。もっと本質的なことについて考えてみたいのである。この日の監督会見を前にして、日本のスポーツメディアは驚くほどネガティブな情報が目が散見された。いずれもハリルホジッチ解任の可能性を匂わせるものである。
ハリル監督、問われる手腕…31日オーストラリア戦に技術委員9人勢ぞろい
えっと、これからわれわれは「8.31」の決戦に向けて、一丸となってオーストラリアに向かっていくわけですよね。それなのに、何ら勝利に寄与することのない、この世論誘導は何なのだろう。皆さん、そんなにヴァイッドの解任を願っているのだろうか? 私は何だか、ものすごく寂しい気分になってしまった。それはヴァイッドの是非ではなく、大一番に向けての一般的なサッカーファンの姿勢として、どうにも度し難いものを感じたからである。
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