宇都宮徹壱ウェブマガジン

関西取材、そしてミサイルと台風の日々 徹壱の日記2017 9月11日(月)~17日(日)

9月11日(月)晴れ@大阪~京都~甲子園~大阪

 6時15分起床。今日から新しい一週間。そして相変わらず旅の空の下である。起きてすぐに今治の原稿のブラッシュアップ。いったんホテルで朝食を摂ってから、一気に仕上げて10時20分に入稿する。11時に出発。地下鉄と阪急を乗り継いで、京都方面へ。およそ1時間で烏丸に到着する。

 アポイントは14時なので、その前に昼食を摂ることに。京都らしい店はないかと物色していたら、客が行列を作っている庶民的な洋食屋を発見。飲食店の前に並ぶのは好きではないが、今日は特別と思い、20分ほど並んで880円の日替わり定食をいただく。味は、京都にしては少し濃いめ。それなりにボリュームがあって満足できた。

 近くの喫茶店に場所を移し、今日のインタビューの項目を確認してから、池坊短期大学へ。こちらで学長をされている藤井純一さんに14時より取材開始。藤井さんはセレッソ大阪と北海道日本ハムファイターズという、Jクラブとプロ球団の社長を歴任した稀有なキャリアの持ち主である。「Jリーグ25周年」企画の一環として、今回は球界再編とJリーグとの関係について、いろいろとお話をうかがった。

 16時前に撤収後、梅田まで出て、今度は阪神電鉄で甲子園へ。ここに来るのは、たぶん中学生の時以来だから35年ぶりか? 18時30分より、ライター兼編集者の橋本潤子さんにお話を伺う。橋本さんはフリューゲルスの合併問題をサポーター側から取材していた、数少ないライターであった。またひとつ、違ったアングルから知られざる事実に光をてられたと思う。

 その後、橋本さんのご自宅に招かれて、ご主人、小学6年のお子さんと一緒に、お好み焼きとお酒をごちそうになる。取材させていただいた上に、晩御飯までいただいて恐縮するばかり。橋本さんが取材していた当時の資料もいろいろ見せていただき、実り多き一夜であった。22時前に御暇して、23時すぎにホテルに帰着。ちょうどチェックにまわしていた喫茶山雅の原稿が戻ってきたので、ある程度整えて午前1時30分就寝。

南軍旗を巡って殺し合い…日々深刻になるアメリカの「内戦状態」

(残り 5378文字/全文: 6266文字)

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