「権利持ち」と「全社懸け」それぞれの戦い WMフォトギャラリー(福井全社篇)<2/2>
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【10月16日=大会3日目@三国運動公園陸上競技場】
大会3日目は朝から雨。無料シャトルバスは週末のみだったので、宿からタクシーで三国運動公園に向かう。会場に到着して、まず目についたのが出場32チームを応援する「のぼり」。地元の幼稚園児が描いたのだろうか、伸びやかで屈託のないタッチに、雨でこわばった頬が思わず緩む。
地域リーグウォッチャーの間では「月曜日の全社は何かが起こる」と言われている。声出しサポーターの数が激減し、仕事でチームを離れなければならない選手もいるため、会場の雰囲気もチーム力もがらりと変わるからだ。この日の第1試合は、鈴鹿アンリミテッドFC対アミティエSC京都。それにしても、ユニフォームが両チームともグリーンを基調とした縦縞で判別しにくいこと甚だしい。
こちらが、今季の関西リーグ優勝を制したアミティエ。09年に現在の名称となってから、関西1部で2度の優勝経験がある。昨日の2回戦では、フィジカルで勝るいわきFCに1-1の同点に追いつき、PK戦で勝利したときは優勝したかのように選手は歓喜に沸いたそうだ。権利持ちではあるが、ここからさらなる高みを目指す。
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