「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

「日々の練習から真面目に真摯に取り組む。サポーターの皆さんはチームにそういうことを感じられたらぜひ応援してください」栃木SC・横山雄次監督就任記者会見(全文掲載)

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写真:栃木SC提供

去る1211日、栃木SCのトッキースクエアで緊急の記者会見が行われ、来季J3を戦うことになるチームの監督に、湘南ベルマーレでヘッドコーチを務めていた横山雄次氏が就任することが発表された。横山監督は大宮アルディージャのアカデミーで監督やコーチ、ブラウブリッツ秋田で監督、湘南ベルマーレでは曺貴裁監督のもとで今季まで3年間ヘッドコーチを務めた経歴を持つ。ここでは、当日の就任記者会見について全文掲載でお送りする。

 

1年でのJ2復帰のために強い決意と覚悟をもって全身全霊で取り組む

 

司会:最初に代表取締役社長の水沼よりご挨拶です。

 

水沼社長

「突然のお集まりで申し訳ありません。今日は新監督のご案内でございます。お手元に経歴、プロフィールをご配布させていただいております。横山雄次さんでございます。196976日生まれの46歳、ご出身は埼玉県のさいたま市。合併前でいえば埼玉県与野市のご出身でございます。選手歴としては大学を卒業後、日立サッカー部におられたあとJ1の柏レイソル、アビスパ福岡、大宮アルディージャとプレーされ、選手生活のあと指導者としては大宮さんのアカデミーでコーチ、監督等を務められたと。そして2012年に秋田の監督を務められて、2013年から前職でありました湘南ベルマーレのヘッドコーチ、湘南のJ1昇格にも大変尽力されたかたでございます。

 

監督の選任につきましては数人の方をセレクトしまして交渉してまいりましたが、わたくしども栃木SCが来季の戦いを進めるに当たってですね、どういうサッカーを目指すのかを検討致しまして、一つの、ある意味での栃木スタイル、明確なサッカーをやっていこうということを決めまして、内容はときにはアグレッシブな、ハードワークに徹したサッカー、そのなかでゴールを決められる、守りきれる、それを一つの栃木スタイルとして進めることを決めているわけですけれど、そのなかでさきほど申し上げました数人の監督さんとお話をするなかで、横山さんが私たちが目指すサッカーを大変ご理解をいただいて、そういうサッカーをやりたいと、目指すサッカーをやっていただけると。それで監督の招聘をしたということでございます。その意味でわたくしどもも横山監督に期待をしておりまして、また結果を残していただいて、毎回のように申し上げていますように、1年でJ2に復帰する決意だと、具現化する、実現するための監督の就任ということでございます」

 

司会:続きまして横山新監督からのご挨拶、よろしくお願いします。

 

横山監督

「来シーズンの栃木SCの監督を務めさせていただきます横山です。よろしくお願いします。まずは栃木SCの監督という素晴らしいお仕事をいただき、栃木SCの関係者の皆さまに感謝いたします。そしてこの場を借りてになりますが、心良く送り出していただいた湘南ベルマーレの関係者の皆様にも感謝いたします。

 

まずは監督になれたということで、大きな喜びを感じているのですが、それと同時に責務、責任の重大さを痛感して身が引き締まる思いでいます。色々と悩んだのですが、やると決めたからには栃木SCの目標である1年でのJ2復帰のために強い決意と覚悟をもって全身全霊で取り組ませていただきます。どうかよろしくお願いします」

 

司会:それでは各社、質問をお願いいたします。

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