「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【ノンフィクション】栃木SC 大石治寿 フォワード出場を志願した日 ~ストライカーのルーツ~前編

 自分でもゴールへの執着があるのかわからなかった

 

大石がサッカーを始めたのは二人の兄がサッカーをしていた影響が大きかった。兄たちのサッカーのグラウンドについていきボールを蹴り始めたのはごく自然の成り行きだった。

 

小学生の時のポジションはセンターハーフ。

「フリーキックも蹴るし、ドリブラーという感じの中心選手だったと思います」 

兄二人以上にサッカーへの思い入れは強く、当時から将来プロサッカー選手になることを漠然と思い描いていた。

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