「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【プレビュー】栃木SC J3第2節AC長野パルセイロ戦 開幕節の雰囲気を一掃できるか。南長野での決戦は今季のチームの力量が見える試金石に。

パルセイロキラー、大石の初ゴールなるか?!

 

長野は1トップの渡辺亮太をターゲットにロングボールを放り込んでくるのが開幕節の主な狙いだった。

渡辺の二つ下の後輩となる広瀬健太によれば、日体大時代のスポーツテストで軒並み学年1位を獲得したというフィジカル能力に長けた選手。

 

「そこへの長いボールに競り合いで強く当たることはもちろん、チャレンジ&カバーの関係を強く意識して、カバーリングだったり、セカンドボールの争いだったりでそれぞれが負けないことが大事」

 

3バックのリーダー斉藤大介はいう。

 

開幕節の栃木の3バックは安定していた。ロングボールへのチャレンジ&カバーの関係、相手のクロスボールに対するマンツーマン的なハードな対応。リーグ戦の初陣にしては及第点の出来だったと横山監督も認めている。

 

相手のロングボールに対するファーストボールワークの安定感はある。

問題は、こぼれたボールへのセカンドボールワークだ。開幕節では、その球際の争いで後手を踏み、相手の鳥取に主導権を握らせる展開になった。

(残り 2559文字/全文: 3001文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ