「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【インタビュー】栃木SC 18試合ぶり敗戦にキャプテン廣瀬浩二が思うこと。「俺たちは首位にいるけど全然強くないし、うまくもない。残り7試合はその初心を全員が頭に叩き込んでゲームに入っていきたい」

前節チームは18試合ぶりに敗れた。火曜日のオフが明け、次節に向けた一週間が始まったこの日、チームは前節の内容をミーティングで確認。前向きな雰囲気を作ってトレーニングに入った。オフ明け恒例のフィジカルトレーニング中心のメニューとなったが、これまでどおり激しく、タフにやり切ろうとする選手たちの姿があった。

練習後、キャプテンの廣瀬浩二に話を聞いた。

 

 G大阪U-23戦もみんなやるべきことはしっかりやっていた

 

チームは18試合ぶりに敗戦したが、月曜日、火曜日と時間を過ごしてみてから改めて感じるものはどんなことだろうか。フットボールには、実際のピッチ上と、映像でゲームを俯瞰して見たときとでは感覚の差異が出ることがざらにある。

「率直に悔しいです。あのゲーム中は、なかなかうまくいかない歯痒さもあったし、もっとできたらなというシーンは肌で感じていました」

敗れた前節G大阪U-23戦の率直な感想を聞くと、キャプテン廣瀬浩二は間髪入れずにそういった。

ただ、いざ映像をあとになって見返してみると、思っているよりも自分たちは悪くない、とも感じたという。

「みんなやるべきことはしっかりやっているし、ただ、そのなかで相手にミスが少なかったというのはあります。

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