「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【無料記事】【レポート】栃木SCジュニアユース 無念の初戦敗退。高円宮杯関東予選

高円宮杯初戦は先行されて苦しい展開に

 

5日、栃木SC宇都宮フィールドで高円宮杯関東予選1回戦が行われ、栃木SCジュニアユースは柏レイソルTOR‘82と対戦。0-3で初戦敗退となり、3年生の活動はここで幕を閉じることなった。

 

開始1分、最終ラインでのパスを奪われいきなりの失点。その後徐々に盛り返したものの、前半は0-1のままで折り返す。すると後半立ち上がりにカウンターから立て続けに2失点。前がかりになった裏を突かれる形となった。最後の最後まで諦めずに反撃を試みたものの、一度ずれた歯車を戻すことはできなかった。

この日は、第二試合で関東二部優勝の鹿島ノルテも初戦敗退という結果に。関東予選の恐ろしさ、レベルの拮抗ぶりを知らしめる結果となった。栃木SCジュニアユースにとって中学最後の試合は非常に苦い思い出となったが、この悔しさを糧にして今後の活躍に期待したい。

 

高円宮杯での結果は振るわなかったが、今年は初めて関東リーグ2部に参戦、そして初年度で1部昇格という快挙、まさにクラブ史に残る成果をあげたといっていい世代だ。今後はユースへの昇格、高校部活動への進学とそれぞれの道を歩むことになるが、彼らのなかから将来トップチームの一員として、必ずグリスタのピッチに立つ選手が現れることだろう。

(取材・文 編集部スタッフ)

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