「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【全文掲載】【レポート】栃木SC 新里裕之強化部長が第8回栃木SCサポーターカンファレンスで話したこと。トレーニングマッチ大宮戦の見方など。

3月5日、大宮アルディージャとのトレーニングのあと、グリスタ会議室で開催されたサポーターカンファレンス。

3月5日、大宮アルディージャとのトレーニングマッチのあと、グリスタ会議室で開催されたサポーターカンファレンス。

 

3月5日、大宮アルディージャとのトレーニングマッチのあと、グリスタ会議室で第8回サポーターカンファレンスが開催された。開幕一週間前に相手が大宮とはいえ、0対6で大敗した直後ということもあり、チーム強化担当の新里裕之強化部長の大宮戦の見方などに注目が集まった。トータル42分、文字にして7600字。全文掲載でお届けする。

 

冒頭、新里氏から今季のチームの強化方針について説明があった。

 

新里「まずコンセプトでいえば、去年同様、優勝すること、J2昇格することです。フットボールコンセプトについては、トータルフットボール、攻守ともにハードワークし、我々が攻守ともにイニシアティブを持ち、ゲームをまっとうすること。そして、一人ひとりがアクションを起こしていく、という話を選手たちには伝えています。そして、チームコンセプトとして強化から方向性として選手に伝えていることは、一人ひとりにチームを第一優先として考えてもらっているということ、一人ひとりが感情をしっかり持ち、チームになるために自分で判断し、言葉で伝えていく。コミュニケーションを図って組織力を上げていくことは去年と同様です。

124日に新チームがスタートし、一人ひとりをあらゆる側面から強化し、チームのためにパフォーマンスを発揮できるようにスタートしています。そして211日と12日に作新学院大学と立正大学で、一人ひとりの適性と方向性を見るためにトレーニングマッチで2試合、キャンプ前に組みまして、2月14日から宮崎キャンプではテゲバジャーロ宮崎、HondaFCと試合をしました。鹿屋体育大学との試合は雨と雷があったので中止しました。

実際に、後ろを3枚でやるのか4枚でやるか、というよりも、3枚でも4枚でも併用していけるように、チームの考え方や概念を構築できるように、そして一人ひとりが自分の特徴を出せるように、そこでしっかりアクションを起こして力を発揮できるようにしていますので、その辺りを見てもらえればと思っています。

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