「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【Column】栃木SC 広瀬健太のなかで起きているメンタルの変化

YSCC横浜戦の試合直後、1対0での辛勝に危機感を顕わにした広瀬健太。

 

ノリさんや勲さんらのようにミスに動じない選手に

 

歯痒さや危機感しかないのだろう。

前節Y.S.C.C横浜に決定機を多数作りながらも結局は1対0で勝利した試合直後、広瀬健太は、

「正直、最後は守備がしんどかったというのが感想です」

吐き捨てるように言った。珍しいなと思った。去年の広瀬であれば、もう少し丸みを帯びたコメントをしていたはずだが、14本のシュートを放ちながらドローに終わった開幕節の直後も同様だったが、あえて感情を制御せずに思ったことを口にしているようにも感じられた。チームメイトに向けて、馴れ合いはなしだぞ、というニュアンスを込めて。

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