【レビュー】栃木SC J3第4節藤枝MYFC戦 ”安い2失点”で勝点1止まり、連勝ならず。
2017治安田生命J3リーグ第4節
2017年4月2日13時キックオフ 藤枝総合運動公園サッカー場
入場者数 1,402人(うち栃木SCサポーターはメインスタンドに300人ほど)
天候 晴れ、無風
気温 20.0℃
湿度 33%
ピッチ 全面良芝、乾燥
藤枝MYFC 2-2 栃木SC
(前半2-2、後半0-0)
得点者:5分 尾本敬(栃木)、25分 三好洋央(藤枝)、28分 枝本雄一郎(藤枝)、35分 西谷和希(栃木)
<スターティングメンバー>
◆栃木SC
GK15 ジョニー レオーニ
DF 4 広瀬 健太
DF 5 尾本 敬
DF 17 福岡 将太
MF 38 宮崎 泰右
MF 6 古波津 辰希
MF 16 仙石 廉
MF 26 夛田 凌輔
FW 21 牛之濵 拓
FW 19 服部 康平
FW 14 西谷 和希
控えメンバー
GK 1 竹重 安希彦
DF 18 坂田 良太
DF 7 菅 和範
MF 11 岡﨑 建哉
MF 28 安藤 由翔
FW 8 廣瀬 浩二
FW 9 竹中 公基
監督 横山 雄次
2失点はすぐに修正可能だが
現状2点を奪えれば良しとすべきチームが、守備を懸念している藤枝相手に、自分たちの強みであるセットプレーとカウンターから2ゴールを奪った。
そして開幕節琉球戦、3節YSCC横浜戦に続いてまたもシュート14本を放った。3点目が奪えなかったことも悔やまれるが、それ以上に、指揮官がもっとも嫌う“安い失点”を喫したことを反省すべきで、勝ち切れなかった一番の要因ではないだろうか。
25分の1失点目は、相手の繋ぎに対して中盤で古波津辰希が不用意に飛び込み、背後にいる相手のフリーマンを使われて相手の攻撃をスピードアップさせてしまっている。古波津の中盤での前へのアグレッシブさが裏目に出たシーンである。
直後、一度は自陣右サイドで広瀬健太がボールを奪ったかに思えたが、相手のタックルによって再びボールを奪われた。このシーンは、広瀬の進行方向にボールが抜けていて、その広瀬の進路を塞ぐように相手がタックルして広瀬を押し倒しているのでファウルだ。
映像を見返すと、このとき、栃木のゴール前にいる栃木、藤枝の両選手たちがすべて足を止めている。選手たちの肌感覚でもファウルが妥当、との全会一致だったはずだ。
しかし、主審は笛を吹かなかった。ミスジャッジである。
だが、主審が笛を吹かない以上、プレーは続く。
(残り 5273文字/全文: 6374文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ