2017.04.24

【PLAYERS Column】栃木SC　宮崎泰右と夛田凌輔、ウィングバックたちの開幕5試合

2017年04月24日 19時42分　
カテゴリ： PLAYERS Column • コラム
タグ : pickup

栃木の両ウィングバック、宮崎泰右と夛田凌輔。攻守における上下動を繰り返しこなしたうえで、さらにゴールに絡むことが求められるハードなポジションだが、開幕から５試合を消化した今、二人のウィングバックの手応えや課題はどういったものだろうか。それぞれに話を聞いてみた。

宮崎泰右　何よりも考えるのはチーム優先のプレー

「現段階では、自分が思い描いているプレーは正直できていないです。アシストだったりフィニッシュに絡んだりする仕事はまだできていないので」

宮崎泰右からまず聞かれたのは反省の声だった。常々「攻撃的に戦いたい」と話す宮崎にとって、あまりフィニッシュワークに絡めていない現状には少なからず葛藤はあるようだ。

ただ、一方でこうも考えているという。

「今はウィングバックとして求められている上下動やハードワークは外さずにやっているし、個人の得点やアシストよりも、チームのためにどうプレーすべきか、を考えてやっているところもあります。見る人によっては全然ゴールもとっていないしアシストもしていない、と見られても仕方がないんですが、昇格するためにチームのことを優先して考えてプレーしているので、今後そのうえでゴールやアシストが付いてくればさらにいい選手になれる、という考え方をしています」

では、さらにゴールに絡めるいい選手になるための道筋ついてはどう考えているのだろう。

（残り 5197文字／全文: 5794文字）

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。