「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【コメント】栃木SC 4/26練習後 廣瀬浩二「J3を優勝するにはここで波に乗らないといけない」牛之濵拓「香川選手のプレー集はみます。あとディバラも注目ですね」

 

■廣瀬浩二

勢いをもってセレッソU-23戦に臨みたい

 

――前節沼津戦は難しい試合でしたが土壇場のいい勝ち方でした。

「そうですね。ああいうゲームをするとチームが乗りますね。ただ一週間空いてしまったので勢いをなくしてはいけないし、次のアウェー戦は大事な意味を持っています」

――今季初となる連勝が懸かっています。

「まだ勝ち数も少ないし、勝ち切れていない試合が多いなかで、ここで連勝するのは必須条件だと思っています。J3を優勝するにはここで波に乗らないといけない。そのためのトレーニングはできていると思います。みんなが緊張感を持てているし、競争意識もあるし、一週空いたことでハードなトレーニングもこなすことができました。そのなかで力を出し切る練習はできていると思います。あとは試合に向けてのより競争意識を出すことが大事になってきますね」

――前節の試合後にも廣瀬選手が言っていましたが、全力を出し切るレベルを上げないといけない、と。昨季はチームの尻に火が付いてから全力を出し切れるようになっていきました。まずはそのレベルにもっていく。

「そうですね。本番で力を出し切るためには個々人が練習から出し切るレベルを上げていかないといけない。ただ、力を出し切れれば、前節のように逆転勝ちもできるチームだと思っています。自分たちが勝てるんだと自信を持つことも大事だし、さらに自信を持つためには、自分たちが持っている力を練習から出し切ることが大事だと思います。きついと思ってからそこでもう一個踏ん張ってさらに力を出し切れるように持っていきたい」

――逆転勝ちは2015年のアウェー京都戦以来でした。廣瀬選手の同点ゴールが勢い付けたところがあると思います。サポーターも期待していた待望の今季初ゴールでした。

「あの点に関しては(服部)康平の背後はチャンスになるとわかっているし、僕以外の選手たちもずっとやり続けてきた結果として生まれたゴールです。しっかり点に結びついてよかったし、ゴールが決まった瞬間に、ここからいくぞ、という全員の雰囲気があった。それがあの後半アディショナルタイムのゴールに繋がったと思います。ただ、そこに至るまでにピンチもあったので、しっかり修正しつつ、次のセレッソU-23戦に向けて勢いをもって臨まないといけないと思っています」

 

 

 

■牛之濵拓

守備は当たりまえにやってプラス攻撃の質がある選手をみる

 

――5試合が終わっての個人的な反省と収穫は。

「最初はゴールがなかなか取れなかったんですが、チームのストロングであるセットプレーから徐々にゴールが取れてきています。ただ、個人的にはもっと決め切れるシーンはあったし、もっとゴールに絡めるシーンはありました。収穫は、栃木のストロングである粘り強い守備を自分も少しずつ出せる時間が多くなっていると思います。そこの手応えはあります」

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