「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【無料記事】【レポート】栃木SCジュニアユース 5連敗から4連勝、逆襲開始! 次節は5/14日(日)11時~壬生

功を奏した「カテナチオ」へのシステム変更

 

関東U-15リーグ1部は第10節までの日程を消化。栃木SCジュニアユースは開幕5連敗を喫したものの、その後4連勝。現在4勝6敗の勝ち点12で7位につけている。

 

転機となったのは5節の浦和戦。これまで4-3-3だったフォーメーションを5-4-1に変更。主にCFを務めていた吉野陽翔をCBに起用するなどテコ入れをした。鉄壁の守備である「カテナチオ」を意識したシステム変更が功を奏し、浦和戦の翌節以降の東京V、柏、横浜FC、大宮らを撃破した。

 

吉野は守備だけでなく攻撃面でも持ち味を発揮、主将である宮田航成を負傷で欠いたGKは、野中綾太が急成長を見せて見事に穴を埋めた。吉野がCBにポジションを下げたことで空席となったCFは、只友大輔、森本迅斗を併用。出場機会に飢えていた彼らがそれぞれ2得点を挙げるなど、好循環が続いている。

 

クラブユース選手権関東予選によるリーグ戦の中断まで、あと4試合。

日程は以下の通り。

5/14(日)11:00~ 対鹿島ノルテ(壬生町総合)

5/21(日)17:30~ 対FC東京深川(東京ガス武蔵野苑)

6/4 (日)11:30~ 対横浜F・マリノス追浜(真岡市運動公園)

6/11(日)11:00~ 対横浜F・マリノス(壬生町総合)

 

ホーム開催が3試合。ジュニアユースの逆襲が始まっています。後押しをよろしくお願いします。

 

PickupPlayer 10吉野陽翔(DF/FW

不動のCFから、リベロへの転身。高い身体能力と読みで最終ラインをカバーするだけでなく、左右へのロングフィードで攻撃の起点となり、時には自ら攻め上がる。 

(文 編集部スタッフ)

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