「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【プレビュー】栃木SC J3第10節SC相模原戦 相手の高さと強さに注意しつつ我慢比べ根比べで負けないこと。勝ち切って今季初となる3連勝を。

服部康平。古巣相手に2戦連続ゴールは来るか。

 

5月28日日曜日。栃木SCJ3リーグ第10節SC相模原戦を戦う。現在、栃木SCは5勝4分、勝点19で暫定2位。対戦相手のSC相模原は、2勝4分2敗で勝点10、暫定11位。キックオフは13時、相模原ギオンスタジアムにて。(順位は前節終了時)  

 

190越えの長身選手とキッカー菊岡拓朗と

 

今年の相模原はやたらとでかい。

元栃木のCB岡根直哉(190cm)、CB梅井大輝(192cm)、FWジョン・ガブリエル(193cm)らが加わって高さを増強した。

このうちジョンは前節2枚のイエローカードで退場、今節は出場できない。

 

相模原は、お馴染み元栃木のキッカー菊岡拓朗が放つFKやCK、またはスルーパスが一つの武器だ。今季はここまで全7ゴール中、2ゴールをセットプレーから奪っている。全ゴール数の29%を占める。

まあ、栃木は全10ゴール中6ゴールがセットプレーなので60%に当たるわけだが。

 

190超えが3人。あまり聞いたことがないが、精密キッカー菊岡がいるだけに高さは要注意。ただ、サッカーは高さだけでやるものでもない。指揮官がいう。

 

「相手はそこで強さを発揮するので、まず凌ぐこと。ただ、ここ最近のうちの良い部分として、ファーストボールのバトルで負けていないこと、セカンドボールの奪い合いで相手を上回れていることがある。これを継続したい」

 

まずは高さ、こぼれたボールへのバトルで負けないこと。

思えば昨季は、相模原の1トップ服部康平に対し、栃木はCB尾本敬が競り負けてロングボールを収められた。そこで起点を作られて苦しんだ結果、グリスタでの戦いは1対1のドローに終わっている。

 

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