「栃木フットボールマガジン」鈴木康浩

【無料記事】【レポート】真岡が栃木に快勝、4年ぶり10度目のインターハイ本大会行きを決める。平成29年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技栃木県予選会

地力に勝る真岡が快勝

 

25日、インターハイ栃木県予選決勝が栃木県グリーンスタジアムで開催され、真岡高と栃木高が対戦した。

真岡高は準決勝で矢板中央高との激戦をPK戦の末に制して決勝進出、対する栃木高は準々決勝で昨年の全国高校サッカー選手権で全国ベスト4の佐野日大高を2対1で撃破し、勢いのまま決勝まで上り詰めていた。

 

試合前から両校の応援の熱がスタジアムにこだまする決勝戦。序盤から主導権を握ったのは真岡高だった。セカンドボールへの出足で勝り、栃木高を自陣に貼り付けにしながらゲームをコントロールしていく。その流れから真岡高が再三チャンスを掴んだが栃木高も粘りの守備を見せて応戦する。が、ついに試合が動いたのは24分だった。真岡高が左サイドを崩すと、クロスを中央で齋藤遼平が頭で押し込み先制に成功。さらに前半終了間際には右CKから再び齋藤が頭で追加点を決めて真岡高が2点リードで折り返す。

 

折り返した後半も真岡高ペースは変わらず。開始早々に和氣昌平のゴールで3点目を奪うと、74分には根本晋太郎がダメ押しとなる4点目を奪い、これで勝負あり。しかし、栃木高も意地を見せ、気迫のこもった攻撃から試合終了間際に1点を奪い返し、その直後に試合はタイムアップを迎えた。真岡高が栃木高に4対1で快勝し、4年ぶり10度目となるインターハイ本大会出場を決めた。

なお、今年のインターハイ本大会は宮城県各地で開催され、729日に開幕し、84日に決勝戦を予定している。

 

(文・写真 編集部スタッフ)

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ