【無料記事】【レポート】栃木SCジュニアユース 関東U-15リーグ1部の全日程が終了。県勢初参戦となった栃木SCJYは9位で目標の1部残留を果たす。
非常にハイレベルで緊張感ある戦いを粘り強く
2017関東U-15リーグ1部は15日に全日程が終了。栃木県勢初となる1部リーグへの参戦を果たした栃木SCジュニアユースは8勝1分13敗、勝点25で、12チーム中9位。目標としていた1部残留を果たした。
開幕5連敗と厳しいスタートとなったが、ここからセンターフォワードを務めていた吉野陽翔をセンターバックにコンバートするなど大胆な策が的中すると、16節が終了した時点で8勝8敗と星を五分に戻すまで至った。しかし、夏のクラブユース選手権を経たあとは、吉野を筆頭に故障者が続出し、1分5敗と大苦戦した。浮き沈みの激しいシーズンとなった。
全11カードで2連勝できたカードはゼロ。だが、非常にハイレベルで緊張感のある戦いを毎試合経験できたことは、選手たちにとって必ずこれからのサッカー人生の糧になるはずだ。
11月からは高円宮杯関東大会が始まる。負ければ、問答無用で引退となる最後の大会。関東リーグでの経験を活かして、全国大会まで勝ち進んでくれることを期待したい。
(文 編集部スタッフ)