理に適った甲府攻略。強かに勝ち点3を得る【島崎英純】2016Jリーグ2ndステージ第6節・ヴァンフォーレ甲府戦レビュー

■守備を崩すためのノーマルプラン

最近の浦和レッズは日々のトレーニングで頻繁にサイドからのクロスをフィニッシュする攻撃パターンを修練している。今回のヴァンフォーレ甲府戦前日も同様で、基本は逆サイドへフィードパスを通し、サイドアタッカーが中央へ飛び込む味方選手へクロスを供給する形を何度も繰り返していた。これは中央エリアを固める相手守備を崩すための有効策として、チームのノーマルプランになりつつある。

(残り 4046文字/全文: 4244文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2 3 4
« 次の記事
前の記事 »