【無料掲載】2016Jリーグ2ndステージ第10節・ヴィッセル神戸戦[ネルシーニョ][監督コメント]

○ネルシーニョ監督
今日はとても層の厚い、質の高いチームとのゲームでした。このチームに勝つために準備中に選手たちに話したことで特に強調したことは、前回戦った時のようにグループでのミスを繰り返してはならないということ。特に個の判断ミスのところです。ゾーンで言うと、ミドルサードから自ゴールまでの間、自陣での一つのミスが命取りになる相手ですので、そこは選手もアグレッシブにプレーすると同時にミスを犯さない覚悟と、集中を伴ったゲームの内容を続けてくれたと思います。

前半の立ち上がりは6分の間にお互い2回のチャンスがあるような、とてもスピーディーで気の抜けないゲーム内容でした。神戸の選手たちもファーストボールやセカンドの競り合いも含めて、チームとしてまとまった戦いができました。決めるところを決めて後半をリードして迎えましたが、内容的には前半とは違ってうちが守備をしてからカウンターというゲームになりました。失点のところを言えば、厳しいことを求めなければいけない内容だったと思いますが、今日の内容と結果については選手たちを労いたいと思いますし、ヴィッセルが今日は勝利に値する内容だったと思います。

Q 相手の攻撃のスイッチを入れる縦パスを潰す動きが良かったように見えたが?

今日のゲームは守備だけをフォーカスするのではなく、攻撃もトレーニングでやってきたことを実戦で出せていました。しっかりと攻守にわたって目的を持ってプレーできた結果が、今日の内容と結果につながっています。

8月は最低でも9ポイントを取らなければ、上位に割って入ってはいけないという数字的な目標もありました。今年初めての連勝をして、その連勝の内容も3連勝に近い内容を続けてきました。それが選手たちのパフォーマンスにつながって、いい状態で勝てたので、本当に選手たちを労いたいと思っています。

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