【無料掲載】トレーニングマッチ・流通経済大学戦マッチレポート

穏やかな陽気の下でトレーニングマッチ

浦和レッズは11月29日、12月3日に控える明治安田生命チャンピオンシップ決勝・第1戦&第2戦に向けて練習中で、1118日の今日は関東大学サッカーリーグ所属の流通経済大学とトレーニングマッチを実施した。

試合形式は30×4本で、1本目、2本目に主力組と目されるメンバー、3本目、4本目に控え組と目されるメンバーが出場した。

試合はまず、1本目の4分にバックライン裏を抜け出した流経大FWジャーメイン良がGK岩舘巨の頭上を越すループシュートを決めて流経大が先制する。その後もなかなか集中力が高まらない浦和だったが、13分にペナルティエリア内でシュート体勢に入った柏木陽介が相手DFに倒されてPKを得て、そのPKを興梠慎三が決めて同点とした。

30分を終えて一旦ベンチに戻った選手たちはミハイロ・ペトロヴィッチ監督の檄を受けたのか、一気に運動量を高めて敵陣でゲームをコントロールする。そして2本目の8分に柏木のFKが相手にクリアされたこぼれ球を拾った興梠が右足でシュートを決めて逆転ゴールをマーク。14分には駒井善成の右クロスを武藤雄樹がニアサイドに飛び込んで右足ボレーシュートを炸裂させ3点目。17分には左から宇賀神友弥がグラウンダーのクロスを供給し、またしても武藤がゴール前に詰めて4点目をゲットし、流経大出身のふたりのホットラインが完成。そして24分には宇賀神からボールを受けた駒井がゴール前に突進して対角シュートを放ちダメ押しの4点目と、結局は浦和が圧倒する形で2本目を終えた。

3本目からは選手全員が入れ替わる形となった。試合前に両チームが整列したことから別のゲームという捉え方で、浦和は3本目の23分に高木俊幸が左からのクロスをファーサイドで捉えて得点を挙げたものの、その後は4本目も含めて得点がなく、3本目、4本目合計で10のスコアで試合が終了している。これで30分×4本合計で6−1。浦和が大学の雄をねじ伏せる形となった。

 

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