【無料版】[浦和レッズ・第一次沖縄キャンプレポート5日目]

9対9のミニゲームでチームコンセプトの習熟に努める

沖縄県島尻郡八重瀬町の東風平運動公園サッカー場での第一次キャンプ5日目。浦和レッズは午前9時30分から午前練習を開始。今日の沖縄県地方は時折雨が降り、気温も15度前後まで上がらず肌寒い陽気となった。ただ、関東地方は降雪があったとのことなので、大寒の中でこの気温ならばまだ過ごしやすいといえる。

午前練習は、今キャンプで常に続けられているフィジカルメニューが行われた。まず、ストレッチを兼ねたバランス運動や筋力アップを目論んだ伸縮運動などを行い、その後はボールを使用したスラロームドリブルや4人一組でのパスワークなど、できるだけ選手たちを飽きさせないようなバリエーションが施されていた。また、練習の後半では昨年のキャンプでも取り入れられていた負荷の高いトレーニングが実施された。コート一面の4隅にカラーコーンを置いたミニコートを設置し、そこで30秒間の1対1を行った上で、コーチの笛が吹かれた瞬間に反対側の隅へ全力ダッシュするというものだ。このトレーニングは心肺機能を高めるのに最適だが、課題をこなす選手にとっては辛く厳しい内容だ。それでも選手たちは1対1を2回行うのを1セットとして計3セット、最後は膝に手を付くほどの疲労を負いながら試練を乗り越えた。

そして15時50分から実施された午後練習は通常のルーティーンを踏襲して鳥かご、パスワークの後、コート半面を使用したミニゲームが実施された。3チームに分けられて9対9で行われたゲームの中で、選手たちはミハイロ・ペトロヴィッチ監督から課せられたチーム戦術に則したプレーを繰り返し、コンビネーションとチームコンセプトの習熟に努めた。その詳しい内容は有料版のトレーニングレポートを参照して頂きたい。

午後練習は17時30分過ぎに終了。チームは明日も午前午後の2部練習を予定している。

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