【無料版】沖縄SV、海邦銀行SC戦トレーニングマッチレポート[浦和レッズ・第一次沖縄キャンプ]

初のトレーニングマッチ。第2戦ではラファエル・シルバが6ゴール

浦和レッズは沖縄県島尻郡八重瀬町の東風平(こちんだ)運動公園サッカー場で沖縄第一次キャンプ8日目に、今季初めての対外試合となる沖縄SV、海邦銀行SCとのトレーニングマッチを行った(2試合共に35分ハーフの変則マッチ)。

まず第1試合は元Jリーガーでドイツ・ブンデスリーガでのプレー経験もある高原直泰氏がオーナーを務める沖縄SVと対戦。浦和は8分、相手のパスをカットしたズラタンがペナルティエリア左からドリブルで持ち込んでシュートを決めて先制するも、33分に高原がヘディングシュートを決め、沖縄SVが追いつく。

35分ハーフの前半は1ー1で終了し、迎えた後半の44分、イリッチのミスから相手にボールを押し込まれ、浦和は沖縄SVに逆転を許す。しかし60分、後半から出場したオナイウ阿道がヘディングシュートを決めて同点。そして続けざまの60分、矢島慎也がゴール左下へシュートを突き刺して逆転し、3ー2で浦和が勝利した。

続く第2試合は海邦銀行SCとの対戦。浦和は選手を総入れ替えして臨み、
11ー0の大差で勝利した。得点者の内訳はラファエル・シルバ(以下、ラファ)が6得点、武藤雄樹が3得点、そして李忠成、関根貴大が1ゴールをマーク。ラファエル・シルバは味方のクロスから、独走ドリブルから、PKでと、様々なゴールパターンを披露して圧巻のパフォーマンス。また武藤もサイドクロスからのゴールを連発してキャンプでの練習成果を示した。ただ、この海邦銀行SC戦は第1試合の沖縄SV戦と比べて対戦相手との実力差が開いていた感があり、そのレベル差が浦和のゴール量産を導いた感がある。

チームは明日を今キャンプ初のオフ日とし、25日から練習を再開する予定だ。

(了)

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