イリッチ退団、山道強化本部長が語るその経緯

浦和レッズは2月6日、DFのブランコ・イリッチがスロヴェニアリーグのNKオリンピア・リュブリャナへ完全移籍することを発表した。

イリッチは昨年の1月6日にカザフスタンのFCアスタナから浦和へ完全移籍。移籍加入当時は現役のスロヴェニア代表で国際Aマッチ64試合1得点を記録し、2015-16シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ全6試合に先発出場した実績もあったが、浦和加入後はケガが重なった影響でチーム戦術になかなかフィットできない時期が続き、この度、自らプロキャリアをスタートさせた母国のクラブで再生を図ることを決意した。以下はイリッチ本人のコメント。

「今までのことを含めてすべてに心から感謝をしています。また来日をしてから僕をサポートしてくれたすべての方に感謝しています。残念ながら、来日してからケガをしてしまい、なかなかうまくいかず、みなさんにもご迷惑をおかけしてしまいました。ファン・サポーターのみなさんにも残念な気持ちにさせてしまい、チームにもなかなか貢献できなかったことを申し訳なく思っています。

これからの新シーズン、浦和レッズに本当によい結果が出ることを願っていますし、この先、僕は新たな地でプレーし、活躍したいと思っています。もし、僕を見かけることがあったら、声援をいただければうれしいです。浦和レッズの一員ではなくなったからといって、このチームへの愛が消えることはないですし、選手、コーチングスタッフ、ファン・サポーターのみなさんにタイトルを一つでも多く獲ってほしいと願っています。本当にありがとうございました」

また、浦和レッズ二次キャンプ6日目の練習終了後に、クラブの強化責任者である山道守彦強化本部長がイリッチの移籍経緯についての説明を行った。

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