【無料掲載】2017明治安田生命J1リーグ第9節・大宮アルディージャ戦[茨田陽生・金澤慎(大宮)][選手コメント]

○茨田 陽生
さいたまダービーは順位に関係なく勝ちたいという気持ちでした。気持ちもこもっていましたし、ゴールという形で表現できたことは自分としても良かったです。守備に関しては我慢の時間が続くと思っていました。まずは守備から入ることは頭の中にありました。それがチーム一丸となる要素になったのかなと。サイドハーフのポジションだと浦和からボールを取ったあとに両ワイドが開いているぶん(左サイドハーフの)アーアリアくんと僕がボールを受けてパスを展開できればと思っていました。

 

(ゴールの場面は)ボールを受けた瞬間にシュートを打つと決めていましたし、どのタイミングで打とうかなぐらいで考えていました。ゴールを見たときにニアが空いていたのでニアを狙いました。ゴールはラッキーな形でした。コーチングなどでチームをもっと攻撃面で動かしていきたいです。今日の結果によって、自分の新たな一面を見せられたと思います。

 

(全然勝てなかった時期は)ここでまではどうしたらいいのか、迷いながら、選手と話し合いながら、愚痴合いながらやってきました。次の試合でも勝ち点3を取れるように一丸となって言葉どおりにやっていかないといけません。このさいたまダービーはほかのJリーグではないシチュエーションで、7連敗とか準備は関係のない状況での試合でした。苦しい中でも変化を加えられたのかなと。

 

Q 今日は右サイドハーフでの起用でした。
A (右ボランチの金澤)慎くんからの声がけもありました。攻撃のところで引っ張る気持ちがある中でどんなポジションでもボールに関わる意識でした。前半にユウスケ(瀬川祐輔)がチャンスを作ったシーンは「これでいける」という気持ちになりました。そういうチャンスを作れたことでチームは前向きな姿勢で試合を進められたと思います。

 

○金澤 慎
Q 興梠選手をマークするような役割を託されていました。

A 時間がない中で浦和対策をやりましたが、渋谷監督が試合に向けてしっかり落とし込んでくれました。あとはゲームの中でしっかりとこなすだけ、というような状況を作ってくれました。普段やるような形ではないですが。違和感なくできたと思います。

準備期間は昨日の1日しかなかったですが、監督がサイドはこういう形でやろうと示してくれたので、自分たちは迷いなく自信を持ってやるだけでした。残留争いをしてきましたが、浦和に良い試合をしてからシーズンの最後に良い結果を残すことが多々あったので、今後につなげていけるような状況を作っていきたいです。

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