牙城を崩せず、理性を保てず。2戦連続無得点敗戦【島崎英純】2017Jリーグ第10節・鹿島アントラーズ戦レビュー

■浦和に影響を与えた外的要因

57,447人の大観衆で埋まった埼玉スタジアム。浦和レッズはDF遠藤航と柏木陽介を欠く布陣で、リベロには那須大亮、ボランチは青木拓矢が阿部勇樹と組むユニットを形成した。また前日練習で試した駒井善成のトップ下起用を控えて1トップにラファエル・シルバを据え、シャドーに興梠慎三と武藤雄樹が並んだ。そして両翼は右に関根貴大、左に宇賀神友弥が入って鹿島アントラーズと対峙した。

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