【無料掲載】2017AFCチャンピオンズリーグ・グループステージ第6節、FCソウル戦[ミハイロ・ペトロヴィッチ監督][記者会見]

○ミハイロ・ペトロヴィッチ監督
両チームとも、このゲームに関してはフレッシュな選手を起用していく中で、前半はソウルの方が優勢に試合を進めていたと思います。そういう中で1-0でリードされてしまいましたが、後半は我々が主導権を握ってソウルゴールに何度となく迫りました。残念ながら同点に追いつくことができずに試合が終わってしまいました。

前半に関しては非常に不満の残る出来でしたが、後半は狙いとするものが出せていたので、いい戦いができていたゲームだったと思います。ただ、1-0で敗戦してしまった結果については非常に残念な気持ちです。

Q 高木選手が復帰したが、長いシーズンを考えると明るい材料になる? また、1次リーグの総括を。
今日のゲームは、長くケガをしていた高木トシが久しぶりに公式戦に復帰した試合でした。ソウルという強い相手に対して、彼は90分を通していいプレーを見せてくれたと思っています。

そして、これまであまり出場機会がなかった矢島慎也に関しても、後半途中から入って、非常にいいものを見せてくれたと思っています。次の新潟戦に向けて、2人が今日のようなプレーを見せてくれたことはチームとして前向きなことだと思っていますし、新潟戦ではメンバーに考えていかなければいけないと思っています。

2つ目の質問については昨日の会見でもお話しましたが、我々のグループは非常に各チームの力が拮抗した非常に厳しいグループでした。最終節を前に上位2チームが確定したというのはありましたけど、今日の結果を見てもわかるように、我々はソウルに敗れましたし、ウェスタン・シドニーも上海に勝利しています。どのチームが勝ち上がってもおかしくないグループでした。

ただ、グループステージを首位で通過できたことは、浦和の強さを示せたという意味で成長を感じさせるものだったと言っていいでしょう。

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