【無料掲載】2017天皇杯3回戦・ロアッソ熊本戦［池谷友良監督（熊本）］［監督コメント］

2017年07月13日 0時45分　
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◯池谷友良監督（熊本）
よく、最後まで戦ってくれたというのが率直な感想です。ただ、やはり点を取らないと勝てないので、よくやったというだけで終わっては意味がないと思います。前半はレッズさんに対して、いいオーガナイズができて、自分たちがやりたいサッカーができたかなと思います。その中で、なんとかゴールが生まれれば良かったですが、逆にＦＫでビハインドになってしまいました。追いかけるとなるとなかなか難しい展開だと思いましたが、今日はメンバーが前回からほぼ変わった中で戦いましたが、誰が出てもしっかりオーガナイズできるようになってきて、全体のレベルが上がってきたと思っています。

あとは最後の３分の１の攻略のところが、なかなかうまくいかなかったです。グスタボのところにうまく収まって、そこからのワンツーや、中と外のところでコンビネーションが少し足りなかったと思います。

Ｑ　今日はボランチに三鬼選手、サイドバックに齋藤選手が入ったが、その狙いと評価は？
本来、三鬼はサイドをやっていた選手ですが、今日はボランチをやらせて、使える目処が立ったと思います。彼は前につけられるので、オーガナイズの中で彼の持ち方というのもチームの中ではちょっとない形で、オープンに持って前に入れたりとか、ボランチから縦、奥というようなボールの運び方ができることが今日は確認できました。そういう意味で、ボランチの一角に入ってくるかなと思います。

（齋藤）恵太に関しては守備が課題でしたが、今日は良い守備というか、縦ズレもできたし、こちらが要求していることをやってくれました。あとは彼のスピードというところで、後半も完璧な崩しも一つありました。それを９０分続けて、もう何本か増やしてほしいと思います。今日もまだ９０分戦えるフィジカルを持っていないということなので、そこがもう少し付いてくれば、面白いチームの武器になってくると思います。

Ｑ　同点にできた可能性もあったが、結果は残念か、それとも評価できるか？
僕自身としては残念です。レッズさんと対戦するにしても、負けにきたわけではありません。メンバーは変わっていましたが、勝って帰りたいというのが素直な気持ちです。もう一方であるのは、メンバーがほぼ全部変えた中でこれだけやれたということは、自分たちがやってほしいことをかなりやってくれたという、またもう一歩違う意味での喜びというか、少し充実感というのはあります。