連係復活は成果の証 少しずつ、確実に改善されている【島崎英純】2017Jリーグ第23節・FC東京戦レビュー

コンビネーション復活の伏線

チームは自覚していた。

崩壊していた守備を改善し、バランスを整える。勝敗に直結する案件だけに、堀孝史監督は細心の注意を払って再構築を進めた。非公開練習を取り入れ、セットプレーの練習も行った。元々個人能力に優れる選手たちは問題点を把握していて、指揮官の意図と自らの特徴を融合させて修正に努めた。その結果、Jリーグのヴァンフォーレ甲府戦、スルガ銀行チャンピオンシップのシャペコエンセ戦の公式戦2試合を連続完封で締めた。

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