浦レポ by 浦和フットボール通信

無料記事:【大原練習場こぼれ話】福島のちょっとした悪戯


(Report by 河合貴子)

チームメイトから離れて行う長期のリハビリは、孤独との闘いでもある。やっと軽いランニングを始めた福島春樹選手の孤独なリハビリ生活はまだまだ続く。

チームメイトの練習を羨ましそうに見ていた福島選手が、練習後のボールの後片付けを手伝うのかと思いきや、トレーニングウェアの下へとボールを隠したのだ。それも、前から見ても分からないように背中へ。

通常ボールは、10個づつ袋に入れてしっかりと管理されている。1つでも見つからないとスタッフと選手たちが必死に探すこととなる。

見ていてあまりにも子供ぽい悪戯に、苦笑いしてしまった。だが、孤独なリハビリ生活を送る福島選手の心情を考えると、かまって欲しくなるのだろう。ちょっとした悪戯も微笑ましく思えた。

そして、1日も早くチームメイトと合流出来ることを願う。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ