「君がなでしこの10番になるんだ」指揮官が大きな期待を掛ける塩越柚歩のコンバート【轡田哲朗レッズレビューレディース編/プレナスなでしこリーグ第2節ジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦】
(取材・文)轡田哲朗
石原新監督がコーチとして指導した昨季から感じていた才能
浦和レッズレディースは2日のホーム開幕戦、ジェフユナイテッド千葉レディース戦に3-2で勝利した。得点者である菅澤優衣香と筏井りさがいずれも千葉から移籍加入した選手だっただけに、その古巣対決と思いに注目が集まったが、ピッチの中央で異彩を放っていたのが塩越柚歩だった。セカンドトップの位置でスタメン出場すると、相手の間、間に顔を出して、バックステップを踏みながらボールを呼び込む。良い状態の味方にパスを捌き、前が空けば一気にターンする。トップチームで言えば武藤雄樹が最も近いタイプだろうか。ただ、それよりもイメージが重なったのは、なでしこジャパンなどで活躍してきている選手よりも、日本代表で背番号10をつける香川真司(ドルトムント)だった。
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