浦レポ by 浦和フットボール通信

槙野智章が、失点を減らすための原点回帰を提唱する【選手ミニコラム】

(Report by 河合貴子)

最小失点の頃を思い出して

槙野智章選手が、アダイウトン選手とヘディングで競り合い負傷したのは、磐田戦での23分の出来事であった。

接触により左のまぶた上を切った槙野選手は、止血してピッチへ戻り試合を続けた。傷を負いながらも頑張っていたが、逆転に継ぐ逆転で最後はダメ押しのゴールを松浦拓弥選手に決められて2-4で敗戦。切ったまぶたよりも、心が痛かった。

あれから、1週間が経とうとしている。磐田戦後の槙野選手は、KOパンチを食らったようなボクサーみたいに、左まぶた上が腫れ上がり痛々しい姿をしていた。だが、時間が経つにつれてだいぶ腫れも退いてきた。

槙野選手は「縫ってないです。くっつけるテープをしていたら、くっついた。今、縫うと整形手術になる」と照れ笑いして「まだ、内出血はしているけど、見えるものは見える」とプレーに支障はないようだ。

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