浦レポ by 浦和フットボール通信

関根のスーパーゴールで打ち合いを制して連敗を3で止める【河合貴子 試合のポイント/明治安田生命Jリーグ第17節広島戦】

(取材・文)河合貴子

悪い部分が出た試合展開も勝ちたい気持ちで上回る

悪い流れを断ち切りたい。しっかりと勝ちきり浮上するきっかけを掴みたい。両チームの思いは同じであった。チーム状況が悪い3連敗中の対戦となった浦和対広島戦。浦和は、守備面の対策してリベロに浦和の闘魂那須大亮選手を投入し、阿部勇樹選手と遠藤航選手のボランチでピッチの真ん中を締め、攻撃面では柏木陽介をシャドウの一角に置きよりゴール近くでプレーすることにより攻撃の活性化を図る策をとってきた。

一方、今シーズン2勝しかできずに17位に低迷してしている広島の森保一監督は、広島の守護神の林選手に代えて、中林選手をリーグ戦で初起用し、茶島選手と森島選手をリーグ戦15試合ぶりにスタメンで起用してきた。

悪い状況のチーム同士の対戦で、もろに悪い部分が出た試合展開となった。だが、最後に勝ちたい気持ちを試合開始から最後の笛が鳴るまでピッチで全面にだして闘った関根貴大選手の6人抜きのスーパーゴールが決まり4-3で浦和が広島を下して3連敗を止めたのだ。

試合のポイント1つ目は、守備面である。

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