システム変更も課題噴出の守備は改善せず、川崎に大敗【河合貴子 試合のポイント/明治安田生命Jリーグ第17節川崎戦】
(取材・文) 河合貴子
システム変更で挑んだ意図
浦和を愛する人々にとって、辛く、苦しい、切ない夜となった。前節、神戸に5-0と快勝した川崎の勢いを止める力が浦和に無く、1-4の完敗。浦和の非常ベルは、鳴り止むことはなく、虚しい心に、ただ響いているだけであった。
浦和は、3連敗を止めるために前節・広島戦では、遠藤航選手をボランチで起用し、DFラインの統率力がある那須大亮選手をリベロにおいて守備の改善を図った。しかし、4-3で辛勝。勝利を収めたものの、悪い流れを断ち切ることができなかった。
チーム状況が悪い時には、何かを変えて流れを引き寄せたいものである。ペトロビッチ監督が川崎戦でとった次なる策は、中盤がダイヤモンド型の4-4-2システムであった。
(残り 2671文字/全文: 2993文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ