李忠成が示すプライド プレミアリーグの強豪に通じるメンタリティーの発露
(Report by 轡田哲朗)
「あいつ、なにかやるんじゃねえかって」
川崎フロンターレ戦で途中出場しながら無念の負傷交代になった李忠成が戻ってきた。
医師から「運が良かった」と言われ、後にJリーグのブリーフィングでもレッドカードが必要だったと認定されたほどの危険なタックルに、本人がSNS上で発したコメントも話題を呼んだ。だが、あくまでも戦いの舞台はピッチの上。すでに細かいステップも踏めるようになり、何の不安もないとハッキリとした言葉で語る。
「フィジカルもそこまで落とすことなく合流できたし、2部練習も2回こなしてね。万全の態勢で臨めると思うし、疲れてないからコンディションは自分が一番良いと思うので。チームの力になりたいですよね」
週末のコンサドーレ札幌戦は、ラファエル・シルバが累積警告により出場停止になる。ちょうどストライカーが1枚欲しくなるタイミングでの復帰に、巡り合わせというものを感じなくもない。特に、苦境に陥っているチームだけに、彼のような流れとは関係なく点を取れるタイプは貴重だ。何よりも、今のチーム状況を許せない気持ちだって大きい。
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