森脇良太が考える、選手としての責任のとりかた
(Report by 河合貴子)
ひとりひとりの慢心があった
シーズン途中で監督を代えることは、チームにとっては立て直しを図るための最終手段しかない。監督を代えることで大きなリスクは否めない。だが、監督交代で大鉈を振るい劇的な変化をチームにもとらすことで、良い方向に改善できることもある。
選手から信頼も厚いペトロビッチ監督解任を受けて、選手たちは自分たちの責任を大きく感じていた。森脇良太選手もその1人である。
「自分の顔をグーパンチで殴りたい」と心の底から湧き起こる感情を押し殺すように、森脇選手はグッと拳を握りしめ、「監督が責任をとったけど、ピッチの上で表現してスタイルを出すのは、選手の責任だ。そこが一番大きい」と険しい表情で話した。
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