浦レポ by 浦和フットボール通信

自分が任せられた大会だったからこそ・・・ 平尾知佳にとって無念の敗戦【轡田哲朗レッズレビュー/プレナスなでしこリーグカップ1部 決勝トーナメント 決勝】

(取材・文)轡田哲朗

ハイレベルな競争を繰り広げるGKたち

浦和レッズレディースは、なでしこリーグカップの決勝に進出して初優勝を目指して戦ったが、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースの前に0-1で敗れた。準決勝や予選リーグの戦いの何試合かは日本代表に選出された選手がいない状態で戦った大会だったこともあり、リーグ戦で正GKの池田咲紀子の出場はゼロ。負傷離脱の期間こそあったが、基本的には平尾知佳がゴールを任せられて戦った。そうした中でINAC神戸レオネッサやベガルタ仙台レディースといったリーグ戦でも上位を戦うチームを抑えての準決勝進出に「そこまで進めたことは大きな自信になった」と話した。

準決勝でPK戦の直前に投入されて見事に決勝進出に導いた松本真未子を含め、浦和のGKは3人が世代別代表での正GKとして世界大会を経験している。他クラブからすれば誰か一人でも自クラブに欲しいと思うほどの陣容だが、逆に言えばそれだけ彼女たちにとっては激しい競争原理が働いているポジションでもある。池田が代表チームに招集されているということは、平尾と松本にとっては彼女からポジションを奪えばそのまま代表チームに招集されるレベルに到達するという目安にもなるからだ。

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