浦レポ by 浦和フットボール通信

選手がそれぞれの役割を果たしての逆転劇【河合貴子 試合のポイント/明治安田生命Jリーグ第24節清水戦】

(Report by 河合貴子)

従来の戦い方に戻してゲームを支配

ピッチを駆け抜ける風が心地良く、夜空には浦和の歓喜の歌声が誇らしく響き渡った。前半30分に枝村選手の右CKから角田選手のヘディングシュートが決まり先制されるも、後半に遠藤航選手とラファエル・シルバ選手のゴールで逆転!夏休み最後の日曜日、浦和は2-1で清水を下した。

ACL準々決勝・第1戦川崎から中3日で迎えたJリーグ第24節の清水戦。過密日程の上に柏木陽介選や森脇良太選手、宇賀神友弥選手、ズラタン選手、那須大亮選手など怪我で主力を5人も欠く苦しい状況の中で、梅崎司選手が今シーズン初先発となった。一方の清水は、浦和戦まで1週間空き万全なコンディションであったが、鄭選手やチアゴ選手、増田選手など怪我人を多く抱えているこちらも厳しい状況であった。

浦和は、川崎戦では相手の攻撃力を考慮してトリプルボランチでしっかりと中を閉めた布陣であったが、清水戦では従来通りの3-4-2-1のシステムに戻して闘った。

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