「自分のところで点を獲りたかった。悔しい」安藤も悔やんだゴール前での差【河合貴子 試合のポイント/プレナスなでしこリーグ1部 第11節 vs日テレ戦】
(取材・文)河合貴子
「負けたくない」気持ちで善戦も首位ベレーザに敗戦
突然の激しい雷雨によって延期されたなでしこリーグ第11節・日テレ戦。本来であれば、8月19日に開催されていた試合である。
浦和は、浦和駒場スタジアムで第13節の伊賀戦を2-0と勝利を収めて2連勝。中3日で延期になっていた日テレ戦を西が丘で挑むことになった。9月3日の日曜日に仙台と闘った日テレは、中2日で試合を迎えることになる。
コンディション的には、浦和が若干優位であるが、とにかく日テレは強い。第12節を終了した時点で、9勝2分け1敗で首位に立ち圧倒する強さを見せつけている。少しづつだが結果が出始めた浦和は、7勝1分け4敗で3位にまで浮上してきた。
強い日テレを相手に、浦和の女たちがどう挑むのかが注目すべきポイントであった。
なかなか止む気配がない霧雨の中、非常にボールが走るピッチコンディションでも足が止まることなく両チーム共に走り続けた。浦和が、先制するチャンスも同点にするチャンスもあった。しかし、ゴール前での力の差が勝敗を分けることになってしまった。浦和は、善戦虚しく0-1で日テレに敗戦を喫した。
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