ホームで敗れた磐田とのリベンジマッチ 駒井「アウェイでしっかりとやり返したい」
(Report by 河合貴子)
ホームで敗戦を喫した磐田とのリベンジマッチ
ACL準々決勝・第2戦で劇的な逆転勝利を収めて、歓喜に沸いた浦和。連戦とは言え、チームの雰囲気も絶好調!!次なる対戦相手は、6月18日に埼玉スタジアムで2-4と自滅とも言える敗戦を喫した磐田だ。しかも、磐田の攻撃の起点となる中村俊輔選手が欠場した状況でだ。
立ち上がりから攻守に渡り主導権を握ったのは、磐田であった。36分に宮崎選手のFKを西川周作選手が飛び出すも触れられず、川又選手がヘッドで前方に流し、走り込んだ大井選手が無人のゴールへと冷静に決めて失点。飛び出した西川選手にも問題はあったが、ゴール前で2人の磐田選手を自由にさせてしまったことも問題のある失点であった。
そして、前半終了間際に柏木陽介選手の右CKから阿部勇樹選手のヘディングシュートが決まり、56分にも興梠慎三選手のヒールパスから阿部選手がゴールを決めて2-1と逆転に成功。苦しい展開の中でも前半の内に追いつき、後半の早い時間帯に逆転出来までは良かった。そして浦和は、その勢いで3点目を狙いに行ったのだ。
だが、68分に磐田の鋭いカウンターを阻止しようと西川選手が飛び出しクリアするものの、アダイウトン選手が勢い良く身体に当ててそのまま無人のゴールへと流し込み2-2の同点。
その後、浦和の守備が嵌まらずにセカンドボールも拾えずに途中出場の松浦選手に2ゴールを許し、2-4と敗戦したのだ。試合の運び方も守備の仕方も、選手交代によるフォーメーションの変更でピッチの中で統一意識がとれていない敗戦であった。
しかし、浦和は当時と違う。指揮官が代われば、全てが変わる。以前の両ワイドが下がり5DFになるやり方から、ボールの獲りどころをより明確になるように4-1-4-1のシステムを柏戦から採用した。
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