矢島3度の決定機を決められず「決めてチームを楽にさせたかった」【河合貴子 試合のポイント/明治安田生命Jリーグ第26節磐田戦】
(取材・文)河合貴子
磐田と1-1の痛み分け
大型の強い台風18号と秋雨前線の影響が心配される中、エコパスタジアムで開催された磐田戦。強風の影響はあったが、しっかりと浦和が主導権を握る中で警戒していた磐田の狙いであるセットプレーから失点。磐田の上手いDFラインコントールに苦しみながらも前半に追いつくチャンスを生かし切れず0-1で折り返し苦戦をしいられてしまった。
守りを固めてカウンターを狙う磐田に対して、根気よく攻め続けて79分に青木拓矢選手のパスを興梠慎三選手がタイミング良くDF裏に抜けだしてヘディングシュートを放ち1-1。内容だけ見れば浦和が圧倒していたが、磐田の狙いを考えると得意とするセットプレーから得点を決めて守備をさらに固めてカウンターを仕掛けるゲームプランを上手く遂行していたとも言える試合であった。1-1の痛み分けであった。
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