浦レポ by 浦和フットボール通信

勝負所で地力の差 天皇杯はベスト16で敗れる【河合貴子 試合のポイント/天皇杯4回戦鹿島戦】

「相手の闘い方にやられた」と悔やんだ遠藤

(取材・文)河合貴子

鹿島に競り負け、ベスト16で敗戦

熊谷スポーツ文化公園から帰路につく夜道がもの凄く遠く感じ、虫の音も悲しく聞こえる夜だった。

決め切る力、勝負所を見極める力、悔しいが鹿島は強かった。

前半の立ち上がりと後半の立ち上がりに失点。0-2と厳しい状況になりながらも、しっかりとポゼッションをしてゴールを狙い2-2と同点まで追い詰めた。しかし、鹿島に3点目を決められてしまい、試合終了間際には土居選手に駄目押しの4点目を許して、2-4と敗戦。

天皇杯を優勝し来シーズンのACL出場権を狙っていたが、無念にもベスト16で天皇杯敗退が決まった。

中2日で天皇杯・鹿島戦を迎えた浦和は、過密日程を考慮して矢島慎也選手と興梠慎三選手をベンチスタートとした。天皇杯の登録の問題でマウリシオ選手は欠場。阿部勇樹選手と遠藤航選手がセンターバックを務めることになった。また、ここまで天皇杯のゴールを守ってきた榎本哲也選手が、鹿島戦でもゴールを守ることになった。

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