浦レポ by 浦和フットボール通信

立ち上がりの失点で難しい展開に 痛恨の引き分け【河合貴子 試合のポイント/明治安田生命Jリーグ27節鳥栖戦】

痛恨の引き分けで終わる

しっかりと鳥栖に勝利して、気持ち良くACL上海上港戦に挑みたい試合だった。何よりも勝ち点3が欲しかった。リーグ上位に浮上するきっかけを掴みたい試合だった。しかし、前半の立ち上がりに鳥栖に先制点を許し、難しい試合展開になってしまった。

74分に高木俊幸選手の右CKからマウリシオ選手が、移籍初ゴールとなるヘディングシュートを決めて1-1と追いつき勢いに乗るものの、80分にミスからの失点で田川選手に決められ1-2と再びリードを許す展開になってしまった。

しかし、85分に遠藤航選手のクロスに武藤雄樹選手が飛び込み2-2。攻める浦和VS守る鳥栖の展開の末、2-2の引き分け。浦和にとって痛恨の引き分けで終わってしまった。

マウリシオ選手は「負けた気持ち。チームとして、ホームでやる以上は自分たちのサポーターに喜びを与える義務がある。彼らはずっと僕らの背中を押してくれているので、チームのため、サポーターのため、今日の試合は勝つべき試合だった」と移籍初ゴールの喜びも引き分けで消えてしまった。

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