浦レポ by 浦和フットボール通信

決勝進出を導いた“両足” 柏木陽介による上海対策の「ほうっておいていい」の意味【轡田哲朗レッズレビュー/ACL準決勝第2戦上海戦】

(取材・文)轡田哲朗

相手が修正する前に蹴り込んだ正確なキック

浦和レッズはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の準決勝第2戦で、1-0の勝利を収め、2戦トータル2-1で決勝進出を決めた。浦和が決勝に進むのは、セパハン(イラン)を破ってアジア王者に輝いた2007年以来10年ぶりだ。

その決勝への道のりは、背番号10の“両足”が導いた。まずはアウェーでの初戦、青木拓矢から興梠慎三に入った縦パスに、素早くサポートしたのが柏木陽介。得意とする左足ではなく右足側に興梠のラストパスは流れたが、その右足でうまくミートしてサイドネットにボールを流し込み、貴重なアウェーゴールを挙げた。

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