松沢呉一のビバノン・ライフ

才能や努力に金を出すのは当たり前-毛から世界を見る 28- (松沢呉一) -2,627文字-

人は表現をしないではいられない-毛から世界を見る 27」の続きです。

 

 

チップもまた楽しい

 

vivanon_sentence5年ほど前にCAM4にチップ制度が導入されて、どこでどうチップを得るのかに技術が出てきて、その技術に個性も出てきます。

最初から「おっぱい見せるなら20トークン、性器を見せるなら50トークン、ディルドを入れるなら100トークン、顔を見たいならプライベートショーで」といった明朗会計の定価制の人たちが出てきます。

一方では、いいところまで見せたところで、「さて、この先はチップね」とやるのも出てきます。ぼったくるわけではないけれど、タケノコはぎ方式。

今までタダでやっていたことが金になるとわかって、出し惜しみも始まります。

前はすっぽんぽんの状態から始まって、すぐにディルドを突っ込んでいたのに、チップ制度が始まってなかなか脱がなくなったり、前は顔を出していたのに、顔を出さなくなったり。段階を踏んだほうがチップを出すポイントが増えますから。

チップを求めず、ディルドをさんざん突っ込んでから、「お尻に入れるんだったらチップね」というのも出てきます。そこまでは今までやっていたことと同じ趣味の領域で、尻までやるなら金寄こせと。「ここまでは無料サービスで、ここからが本番かよ」みたいな。「ビバノンライフかよ」みたいな。

※これも「隣から見えるぞ」の中継。ジョー山中に似た美人さんです。ホントに似ていて、かつ美人です。いろんな血が入っているのだろうと思います。職業はモデルとあります。これ以上にはきわどいことをせず、この格好だったら、自宅庭でもおかしくはない。

 

 

人は感心すると金を出す

 

vivanon_sentence今でも忘れられないのですが、チップ制度が導入されて間もない頃、チップのない時代から出ていた女子がいまして、リモコンでカメラをパンできる機材を導入しました。

 

※以下はエロ画像がありますので、18歳以上の方のみお進みください。

 

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