【練習場から】天皇杯モードに切り替え。(1205文字)
リーグ戦は次節が9月13日(日)に開催ということで、ここから2週間は第95回天皇杯を戦います。チームはジュビロ磐田戦の翌日には、試合に出場が無かった選手を中心としてボールを使ったトレーニングをおこないましたが、そこにはいつもと違ったボールが用意されていました。
毎年恒例のこととなっていますが、天皇杯は違ったデザインのボールを使用する大会となっています。見た目の印象だけでなく、少し作りもJリーグとは違う仕様なので、練習から慣れるようにという意図で、トレーニングで使用するボールが変更となっています。
トレーニングを終えた相澤貴志選手に“今日からボールが変わっていますね?”と聞くと「蹴った感じが蹴りやすかったというのと、Jリーグのと比べてちょっと軽い感じがしました」
確かにJリーグのボールと比べると少し表面も違います。「見た目よりは手にちゃんとフィットしますし、そこはJリーグのボールとは変わらないですよ」と話してくれました。長谷川徹選手は「ボールの桜柄が綺麗ですね!」と印象を話しますが、特にGKの選手にとってはやはり雰囲気が変わるので、トレーニングから準備をしています。
天皇杯について更に相澤選手に聞くと「1回戦はカテゴリーが違うチームと戦うので、何とかしてやろうと思ってくるチームとの戦いには、難しさもあります。ゲームの要所、特にゲームの立ち上がりをしっかり抑えれば、自ずと結果は付いてくると思います。1発勝負の難しさ、緊迫した雰囲気はリーグ戦とは違ったものがあって、見ていても面白いところだと思います。J1のチームとも対戦できるチャンスですし、もちろん上を目指して戦っていきたいです。その可能性はあるので、一戦一戦楽しんで戦いたいです」と、意気込みを含めて話してくれました。
1回戦と2回戦の両方ともを、普段ホームスタジアムとして戦っているポカリスエットスタジアムで戦うことが出来るのも、ヴォルティスにとっては非常に有利です。勝ち進んでJ1との対戦をまずは目指したいところですね。