【無料掲載】木下淑晶選手（FC徳島セレステ）が鳴門のピッチに。
昨シーズンをもって、現役引退した木下淑晶選手が鳴門・ポカリスエットスタジアムのピッチに戻って来た。2013～2015シーズン徳島ヴォルティスに所属し（2015シーズンはFC大阪に期限付き移籍）、昨シーズンをもって、プロ選手としての現役を引退することとなった。
その木下選手だが、徳島で就職することが決まり、春頃にはFC徳島セレステでプレーをすることも決まり、現在は四国リーグに出場している。他にもヴォルティスに関わった選手が天皇杯1回戦ではFC徳島セレステの選手としてピッチに立ったが、試合後に聞いた木下淑晶選手のコメントをお届けします。
○木下淑晶選手（FC徳島セレステ）
Q:試合を振り返って。
「攻撃というよりは、守備から入りました。ヴォルティスの方が当然個々の能力が確実に高いというのは、わかっていたので、全員で守備から前半はゼロで抑えてというのは、そういうプランでした。やはり一瞬のミスを突かれてしまったのは、そこはプロとアマチュアの差というのを感じさせれれました」
ヴォルティス在籍時の木下選手
Q:木下選手には特別大きな拍手でしたね。久々の鳴門のピッチはどうでした？
「そうですね、最高ですね(笑)。なかなかこんな経験は出来ないと思うんです。今は、実際プロから退いているわけで、社会人でやっている中ではこんなスタジアムで出来ることは無いですし、今日は普段（ヴォルティスの試合）からしたら観客は少ないとは思うのですけど、僕らアマチュアからしたら、凄く多くの観客がいる中で試合が出来たので、引退した後も「木下ー！」って大きな声を掛けてもらうことが出来て、嬉しかったです」
Q:これからのFC徳島セレステでの活動に向けては？
「四国リーグが中断している間に、天皇杯でヴォルティスと試合が出来て、やられてしまった部分は多いですが、そこで感じる部分が選手みんなあったと思うので、これをリーグ戦で活かして残留できるように頑張っていきたいです」
天皇杯は全国で予選から様々な戦いが繰り広げられている。その中で、元Jリーガーもたくさん天皇杯には参戦している。その1人である木下選手の元気にプレーする姿を、再び鳴門で見ることが出来て良かったと思います。そして、どういった思いでピッチに立っていたのか、木下選手の言葉をお届けさせていただきました。
