ヴォルティススタジアム

【水戸戦レポート&札幌戦プレビュー】攻撃の良さを取り戻し、プラスαの成長も。だからこそ次節・札幌戦は大注目。

■2016明治安田生命J2リーグ 第39節
11月3日(木・祝)水戸 0-3 徳島(13:03KICK OFF/K’sスタ/4,247人)
得点者:27’渡大生(徳島)76’オウンゴール(徳島)79’大﨑淳矢(徳島)
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目標にはもう届かなくなってしまったが、それでも闘志や意欲は落ちていない。ひとつでも多くの勝利を挙げ、ひとつでも上の順位へ進み、少しでも組織を成長させようと、選手たちは大きな悔しさを抱えながらもこれまでと変わらず持ち得る力の全てを尽くしている。
3ゴールで水戸を撃破した今節の一戦は、まさにそのことが強く感じられた戦いだったと言っていいだろう。事実、大﨑淳矢も試合後に「誰一人モチベーションを落とすことなく、目の前の試合に全力を注ぎこめた結果かなと思います」という言葉を残していた。

前節(金沢戦)から先発を5人入れ替えて挑んだこのゲーム。大黒柱・カルリーニョスも欠くことから、その影響がどう出るか心配されたというのが試合前の正直なところだ。しかし、蓋を開ければそんな心配もどこ吹く風。チームは逆にそれが起爆剤になったかのように高い活性と積極性を見せ、まず前節で失われていた攻撃の連携と連動感を早い時間から取り戻す。

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